掃除は
メンタルスポーツ
アライズで新人さんに最初に伝えている言葉が3つあります。「掃除はメンタルスポーツ」「原理原則に従う」「構造を理解する」。このページは、ひとつめの話です。
汚れに、気持ちを引っ張られる
何年も掃除していない浴室。黒カビと水垢が重なって、どこから手をつけていいか分からない。そういう現場に入ると、つい「うわー」「大変だ」と思ってしまいます。
汚れがひどいと、汚れに意識を引っ張られてしまいます。でも、汚れのきつい大変な現場でも、きれいめな現場でも、やることは変わりません。そこで気持ちを整えるために、行動をどう持っていくかが大事です。
たとえばカビがひどい浴室なら、まず換気をして、浴室まるごとカビ取り剤をかけてしまう。手を動かす順番が決まっていれば、気持ちは汚れではなく手順に戻ってきます。
きれいさと時間は、両方むずかしい
きれいに仕上げることと、時間内に終えること。両方できれば一番ですが、正直むずかしい日もあります。だからこそ、全体を先に7〜8割まで進めて、残りの時間で細かい所を直す。あせりそうなときほど、決めた順番に戻ります。
慣れてきたころが、いちばん危ない
足場の悪い所で無理をする、部品を足元に置く、動いている機械に手を入れる。けがや事故は、慣れてきたころに起きやすくなります。
動いているものは触らない。止まっているときに作業をする。不安や危険を感じて判断がつかないときは、まず連絡してください。初心忘るべからずです。
柔道と同じ
東海は大学で柔道部の主将を務めた柔道家でもあります。試合で勝つ人は、気持ちが乱れたときに戻る「型」を持っています。掃除も同じで、汚れや時間に気持ちが乱れたとき、戻れる手順を体に入れておくこと。それが、毎日同じ質で仕事を終えるいちばんの近道です。
