ハウスクリーニング道場はじめての人が、一人前になるまで

STEP 06 仕事として続ける

掃除は
メンタルスポーツ

アライズで新人さんに最初に伝えている言葉が3つあります。「掃除はメンタルスポーツ」「原理原則に従う」「構造を理解する」。このページは、ひとつめの話です。

汚れに、気持ちを引っ張られる

何年も掃除していない浴室。黒カビと水垢が重なって、どこから手をつけていいか分からない。そういう現場に入ると、つい「うわー」「大変だ」と思ってしまいます。

汚れがひどいと、汚れに意識を引っ張られてしまいます。でも、汚れのきつい大変な現場でも、きれいめな現場でも、やることは変わりません。そこで気持ちを整えるために、行動をどう持っていくかが大事です。

たとえばカビがひどい浴室なら、まず換気をして、浴室まるごとカビ取り剤をかけてしまう。手を動かす順番が決まっていれば、気持ちは汚れではなく手順に戻ってきます。

きれいさと時間は、両方むずかしい

きれいに仕上げることと、時間内に終えること。両方できれば一番ですが、正直むずかしい日もあります。だからこそ、全体を先に7〜8割まで進めて、残りの時間で細かい所を直す。あせりそうなときほど、決めた順番に戻ります。

慣れてきたころが、いちばん危ない

足場の悪い所で無理をする、部品を足元に置く、動いている機械に手を入れる。けがや事故は、慣れてきたころに起きやすくなります。

動いているものは触らない。止まっているときに作業をする。不安や危険を感じて判断がつかないときは、まず連絡してください。初心忘るべからずです。

柔道と同じ

東海は大学で柔道部の主将を務めた柔道家でもあります。試合で勝つ人は、気持ちが乱れたときに戻る「型」を持っています。掃除も同じで、汚れや時間に気持ちが乱れたとき、戻れる手順を体に入れておくこと。それが、毎日同じ質で仕事を終えるいちばんの近道です。

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